Takayuki MIURA

三浦 隆行 講師

専門分野 英語教育学、応用言語学、心理言語学
東北大学研究者紹介ページ

出身:山形市
学歴:
北海道教育大学函館校 (B.Ed. in TEFL)
東京学芸大学大学院 (M.Ed. in TEFL)
ケンブリッジ大学大学院 (M.Phil. in English and Applied Linguistics)
エディンバラ大学大学院 (Ph.D. in Psychology (Psycholinguistics))

Researchmap: https://researchmap.jp/tmiura_29

日本における英語教育歴:中学校(2ヶ月)、高校(4年)、大学(9年目)
イギリスにおける日本語教育歴:エディンバラ大学の学部生と大学院生対象(1年)
東北大学における教授歴:1年目

研究領域:
教育における ICT 活用、英語教育学、教師教育、認知心理学、応用言語学、ワーキングメモリ、バイリンガリズム、心理言語学

これまでの研究:
バイリンガルの聴解における認知制御能力、音読の読解に対する効果、多読&多聴の英語運用能力への効果、英語発音の明瞭度の維持可能性とワーキングメモリとの関係、ICTツールを用いた文法処理タスクの効果、言語置換を伴う聴解の維持可能性とワーキングメモリとの関係、2023年で4年目を迎えるシドニーの大学生&社会人との「問題解決型」の言語交換の言語制御、創造性、言語能力への影響

実績:
上記の領域で収集したデータをEFL & EGAP の授業に直接適用することで、学習成果の向上を実現(TOEFL, EIKEN, TOEIC のスコアの統計的に有意な上昇や級獲得(英検準1級など))。なお、イギリスの大学院博士課程進学の指導歴もあり。

教育哲学:
大学における英語教育の目標は、「理論と実践」とはよく言ったものだが、私は「理論・研究・実践」の3つがなくてはならないと考えている。その3つの視点があってこそ、学校現場や地域の課題を先行研究と照らしあわせ、妥当性・信頼性のある研究手法で調査し、その研究結果に基づき実践できると考えている。私は、常々研究結果に基づいた指導法を実践している。理論をEmpirical に調査せず、実践することは、Invalid としか言いようがない。また、習得した言語能力を「何をするために」活かすかを、自らが考えられるような「自律的な学習者」に、そして、学校という狭い社会から出た後も、どの年齢になっても学び続ける、「生涯学習者」に育成することが、私の大学における英語教育の目標である。授業では、「知的な楽しさ」を足すことを忘れてはいない 🙂

趣味:
英語、スポーツ(陸上、バドミントン、野球、柔道、水泳、應援團など)、サイクリング、バイク、ドライブ、料理、映画・お笑い・ドラマ鑑賞などなど。