Yosuke FUKAI

深井 陽介 准教授

専門分野 フランス文学・フランス語教育学

私は今まで一貫して、19世紀フランスの詩人、アルチュール・ランボーのテクストを研究してきました。パリ第4大学博士論文『ランボーの多声性』では、主に『地獄の季節』を分析対象とし、同一テクスト内に度々現れる、発話の多声性、引用に基づく多声性、文学ジャンルの複数性、当時の文化的背景や歴史的コンテクストに基づくディスクールの異質性の4つの観点から分析しました。
現在は、ランボーと第一次ロマン派の関係に関心があります。

私のもう一つの研究軸はフランス語教育学です。2013年度にフランス語教授法の資格を取得し、アクティブラーニングを用いた授業を積極的に展開しています。近年はグループワークの有効性の研究や、キャリア形成を目的としたフランス語教育にも関心があります。また、発信型フランス語教授法の一環として、フランス語のみを使った短編映画を製作し、YouTubeに発表しています。

フランス文学に興味がある、楽しくフランス語を学びたい、フランス語が話せるようになりたいとお考えの方は是非研究室にお越しください。歓迎いたします。