Barry KAVANAGH 准教授
バリーカヴァナ氏は20年程の指導経験を有し、内10数年間大学での指導に当たって来ています。英語教員でも有り、同時に言語学者でも有ります。英国サリー大学でTESOL(言語学)の修士課程を修め、日本の東北大学では言語学の博士課程を修めました。
組織の一員として、シラバスの作成、コース創設、カリキュラムの向上展開、クラスルームアセスメント等の豊富な経験を有し、様々な教員指導、又教員指導ワークショップを任された事も有ります。TESOL研究においては特にCBLT:コンテンツベースの言語教育とアカデミック・イングリッシュ・ライディングに深い関心があり、研究・指導に取り組んでいます。
同氏は東北大学においてコミュニケーションをベースとしたクラス、リーディング、上級者レベル向けプラクティカルスキルコースを受け持ち、またアカデミックライディングコースを創設し、グローバルラーニングセンターのIPRAプログラムでは日本文化教育、日本人又は留学生への空手を通じたCBI (content-based-instruction)に力を入れています。又、言語学者として東北大学国際文化研究科にて言語学の講義を担当し、主に社会言語学、CMC、語用論、バイリンガリズムの研究を行っています。
これまでにヨーロッパからアジア圏を跨ぎ非常に多数の学術論文、ブックチャプターを執筆し又数多くの国際学会でプレゼンテーションを行ってきました。同氏の研究は異文化間比較に基づいており、その研究内容及び出版物にはエモティコンの使用法と異文化比較におけるポライトネス理論、異文化間コミュニケーション論とそれに関連したオンライン談話、英国・日本在住の国際児のアイデンティティーと第二言語習得過程など多岐に渡ります。