Chloé BELLEC 講師
専門分野 | ジェンダー史・フランス語教育 |
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東北大学研究者紹介ページ |
出身はロリアン (フランス・ブルターニュ地方) です。ブルターニュは、独自の石造り建物とのどかな海辺の風景に憧れて、人気な観光地です。
私は16歳からなぎなたを始めて、そこから徐々になぎなたの歴史に関心を抱くようになりました。しかしフランスにはなぎなたの歴史に関する本がほとんどなかったため、なぎなたの歴史を知るには自分で研究する必要があると考えるようになりました。なぎなた研究の地下としてまず、リモージュ大学とパリ第7大学で歴史学と日本語・日本文化を勉強しました。そして、京都大学博士論文『なぎなたの変遷に関する歴史社会学的研究──武士の武器、女性の武道、そして国際発展──』では、ジェンダーの観点からなぎなたの歴史を研究しました。
京都大学大学院の博士後期課程を修了し、博士号を取得しました。それと並行して、フランス語を外国語として教える能力取得のために、メーヌ大学とアンスティチュ・フランセ東京共催のフランス語教師養成講座を受講しました。この講座を通じて、外国語としてのフランス語の教授方法の歴史と展開を学び、教授法の技術を習得しました。そして、2018年から2021年まで立命館大学で嘱託講師としてフランス語の授業を担当しました。現在は、なぎなたの歴史を研究しながら、フランス語教育学の研究も行っています。特に単語の学習方法とアクティブ・ラーニングについて考察しています。