Yukiko SHUKURI  Senior Assistant Professor

Fields     社会言語学、日本語教育

日本語学習者に日本語を教えながら、「ことばとキャラ(人となり)の結びつき」について研究しています。
「女性宅前をソワソワ行ったり来たりする」のは「デート前の恋人」、「女性宅前をみだりにうろつく」のは「変態」、というように、動作自体は(ほぼ)同じでも、表現のされ方によって主体のキャラが決められてしまうことがよくあります。日本語学習者の日本語にはその結びつきのミスマッチがたびたび観察されて、とても考えさせられます。
「週末何をしましたか」
「盛り場をうろつきました」不良か!
「繁華街をさまよいました」家なき子か!
私なら「商店街をぶらぶらしました」という表現を教えますが、何が正しいのか、答えはあるのか、謎は深まります。日本語や日本語社会、日本語コミュニケーションについて、日本語学習者の日本語から学び続けています。

主要業績:
「日本語教育とキャラ」定延利之(編)『「キャラ」概念の広がりと深まりに向けて』三省堂, 224-241. (2018)
「日露比較から見る日本語の笑い方の表現の特徴」『日本語の研究』15(3), 18-25.(2019)
「キャラと翻訳-登場人物たちを描写することばの変化-」『日本語学(2021年春号)』明治書院(近刊)